蓼北金属㈱50周年記念 除幕式

12月15日、青々とした冬の空の下、
蓼北金属㈱創立50周年を記念し創業者である橋詰今朝芳翁の銅像除幕式が執り行われました。

50年、口に出せばたった一言ですが、蓼北金属の50年には一言では表せない歴史がございます。

そんな蓼北金属を創設した今朝芳翁のお話を少しだけ。

昭和33年、戦争が終わり何もない時代。
今朝芳翁はここ浅科の地に「蓼北製作所」を創立。
裸一貫で始めた事業は今とは違い、木管・電線用捲枠の製造でした。
それから10年、今後の産業社会、そして蓼北の未来を考え「これからはモータリゼーションの時代だ!」と
ピストンの製造に舵をきり、現在の「蓼北金属株式会社」を設立しました。
ちなみに、社名の由来は
『蓼科山の北にあり、浅間山の雄姿を臨む』
という意味があるそうです。

つねに会社の未来を考えていた今朝芳翁は、蓼北金属を発展させると共に地元発展にも尽力されました。
地元での雇用確保や、若き経営者や志ある若者の相談をうけるなど、地元の支える礎を創った方でした。

そんな今朝芳翁の口癖は「1番になるぞ!」。
弊社が目指す「世界トップ品質」と「グローバルお客様満足度№1」。
ここにも今朝芳翁の精神が組み込まれているのかもしれません。

 
今朝芳翁の胸像は、蓼科山の北の地に、浅間山を眺めながら、蓼北金属の礎として立っています。
私達が作るあたらしい「次の50年」を見守っていただきたいと思います。